子ども達は春休みを過ごしている頃でしょうか。卒業、入学、進級おめでとうございます。毎年この時期になると娘の小学校入学の頃を思い出します。生活のリズムや色々なことがガラリと変わり子どもばかりでなく、親も変化についていくのがやっとの毎日でした。
下校時刻の変更を忘れたり、忘れ物をしたりヒヤリとした事も沢山ありました。どうかゆったりと気持ちを大きく構えて、完璧を求めず失敗しても忘れ物しても次から気をつければ大丈夫。なんとかなるさ!と肩の力を抜いて乗りこなしてください。
〈お母さんが笑顔でいることが大事。という言葉への違和感〉
入学の時期だからでしょうか、至る所で子育て相談やアドバイスの記事を見かけます。そしてその多くに「まずお母さんが笑顔でいることが大切ですよ。」という言葉を見かけます。
この言葉は頑張りすぎたり、子どもの為に無理をし過ぎてしまうお母さん達の気持ちをほんの少し楽にしてあげたいという気持ちから生まれた言葉だと思います。お母さん達が自然と笑顔になれるようなサポートが必要という話かもしれません。
でも私はこの言葉を聞くと、少し胸が痛むのです。子どもの変化は家庭環境やお母さんの影響が絶大であることは事実だと思うのです。でも、笑顔になれない状況のお母さんが無理をして笑ってもなんの解決にもならないのです。
我が家の娘はなんとか高校生までやってきたけれど、今思い返すと集団の中では様々な問題にぶつかり、沢山の困難を乗り越えてきた子どもの一人だと思います。学校で何か問題が起こると学校から掛かってきます。「ご家庭ではどうですか。お母さん最近お忙しいですか。無理してないですか。お子さんと関われていいますか?」いつもと何も変わらない夕方、親子で夕飯の支度を急いでいる時間です。するとスッと冷たいものが胸の中に流れ込んできました。
家では特に問題を感じていなくても、そんな言葉を聞くたびに親のせいかと落ち込みました。そして先生の優しい気遣いとは裏腹に笑顔が消えてしまう。そんな時期がありました。今なら「家では問題なしです!先生ご心配おかけしてすみません。娘の人生経験のために何卒よろしくお願いします。」とあっけらかんとやり退ける図太さも手に入れましたがあの時の不安の渦に飲み込まれていくような気持ちを鮮明に覚えています。
あの時の私がどうしたら笑顔になれたか考えてみました。それは[我が子が元気に笑っていたら]です。なんだか本末転倒のような答えですが本当にそれだけでした。だから私はこの小さな教室で子ども達を笑顔にする事を大切にしたいと思っています。なにか問題が起きても一緒に乗り越えて解決できればそれでいいし、それが何度起ころうとも原因よりも個々人の成長に目を向けたいなと思っています。子ども達と直接関わらせてもらう仕事であるからこそ、見えないところへの心配をするよりも、まず目の前の1人を笑顔にする事を大切にしたいなと思っています。
自分の表現を知って、それが好きになって、自分に自信が持てること。それがアトリエsolaの第一目標です。春から新しいメンバーも加わっています。うっかり者の私ですので、説明不足なことがありましたら遠慮なくご質問ください。今年度もどうぞよろしくお願い致します。
5月の予定
月曜クラス4/28・12・19
火曜クラス4/29・13・20
水曜クラス4/30・14・20


