新学期が始まりましたね。みなさん元気でしたか。
毎年夏アトリエという形を了承して頂けるおかげで自然の中に学びに行ったり、制作のための島旅に行ったりする事が出来ていることに改めて感謝しています。私がそういった場所が好きなのは、人間より自然が優勢な場所に入っていくと何かインスピレーションを受け取る事があるからです。そして自然の力に沿った人の暮らしが好きなのです。そこで得た学びを教室の中でもお伝えできればと思っています。
8月後半から9月3日の島旅から戻ってきてこのアトリエ計画を書こうとパソコンに向かっていますが未だいつもの感覚がもどっていません。それなので今回の旅の事についてちょっと書いてみようと思います。アトリエ計画とは脱線した内容になっていしまいます事をどうぞ御許しください。読み飛ばして頂いてももちろん構いません。
〈縁を繋ぎ祈り旅となった島旅〉
今回の旅は大人になってから初めての1人旅で、snsで繋がった離島に住む友人のお家を、友人が留守の間お借りしての滞在でした。今年の5月に与那国島の海底遺跡に潜ったのですが、そこで知り合った神人のおじさんに宮古島に行くなら行ってみなさい店主が面白い人だから。と教えられたお店があり。そこへ行けば何か面白いことになりそうだなと思っていました。それ以外は何も決めずに毎日海に潜れたら最高だなあとぼんやりとした予定で画材と海の道具を持って出発した旅でした。
結果的に前半は毎日海に潜り、後半は前述の与那国のおじさんと、紹介されたお店の店主、隣の島から来た島の歴史に詳しいお兄さんと私。変わり者の4人が集結して島の不思議なスポットを回る祈りの旅になりました。与那国の神人おじさんは、なんと与那国から飛行機で飛んできたのです。
最終日には更に合流した同世代の女性と断崖絶壁の池へ岩を伝って降りて行き、生まれ変わりの池と伝えられる洞窟の水に潜って禊をしてそのまま飛行機へ乗って帰ってきました。飛行機に乗ってスマートホンの画面を見たらその日は私の誕生日だったことに気がつきました。なんだか本当に生まれ変わったような気分です。最後に合流した女性は全国を旅していて、なんと7月までは茨城県の鹿嶋にいたよ。というのです。そのことに驚くのもなんだか今更だと感じてしまうほどインパクトのある旅でした。年齢も住む所もバラバラなメンバーが何故だか集まり、なぜだか1つの目的のために島を巡り、様々な価値観のもとに色々な感情を受け入れ共有し共に過ごした不思議な数日間でした。
〈理解されたいと思うのならありのままの自分でいればいい。〉
自分を理解してくれる仲間に出会いたい。本当の親友が欲しい。かつて娘とそんな話をよくしていました。今回の旅を通してふと、自分を理解してくれる人に出逢いたいのなら自分自身が本来の姿のままオープンマインドでいる事が1番の近道なのだと思いました。あなたがあなた自身のままでいるなら、その姿を見てきっと同じ思いの人や仲良くなりたい人が集まってきてくれます。本当の自分を理解しない者とは、うまくやる必要はあっても、無理して仲良くなる必要はないのかもしれません。
ありのままの自分でいることは時に難しいかもしれませんが、そのままの自分でいられる勇気があれば、きっとそのままの自分を好きになってくれる人と出会えます。私自身も自分をよく見せようと格好をつけたり背伸びしたり、不足感から自分を隠すこともしてきましたが、そんな小心者な自分の気持ちも自ら受け入れる事ができればとても楽になりました。
絵を描くことはそのままの自分を受け入れる必要があります。どんなによく見せたくても自分自身がそのまま出てしまうのが絵です。だから思春期の子ども達にとって絵を描くことは時に苦痛でもあるでしょう。でも格好良くてもそうでなくても等身大の自分が曝け出された絵は人の心を打つ魅力があります。
自分自身のどうしようもなく自分らしい部分は本人は受け入れ難い事もありますが、他人からは親しみや共感、魅力に映る事もあるのです。絵を描くことはその自分から出てくる自分らしさに降参するしかない事もあるのです。そうやって鍛えられていく事もありました。自分らしさというそれぞれの魅力を受け入れる事を絵を共に描くことで伝えていけたらいいななんて思ったのでした。
9月の予定・小学生クラス
水彩心の風景を描く
月曜クラス 8・15・22
火曜クラス 9・16・23
水曜クラス 10・17・24
10月の予定
月曜クラス6・13・27
火曜クラス7・14・28
水曜クラス8・15・29


