予定の変更のお知らせ
10月お知らせした11月の予定では3週目がお休みになっていましたが、変更があります。11月アトリエは⒈⒉3週目の実施予定となります。こちらの都合での変更で申し訳ありませんが、下部の予定をご確認よろしくお願いいたします。
さて小学生クラスで9・10月で取り組んできた「木の鳥」制作が完成を迎え順次完成作品を持ち帰り始めています。今回制作の後半では「どう飾るか」を一人一人が考えて木の台座をつけ、人によっては鳥だけでなく木や雲、卵や鳥の巣を一緒に構成した作品になっているものもあります。鳥の目をどうやって付けるのか、または付けない選択をするのか。目を描き込んだり、ビーズをはめ込んだり様々な試行錯誤を経て完成した作品です。お家でも是非飾って頂けたら嬉しいです。
10月30日の「みんなの学校」上映会に行ってきました。
先月お便りと一緒にお配りさせていただいた映画「みんなの学校」は公立教育の中で障碍の有無もそれぞれの個性も受け入れたインクルーシブ教育を実践する、大阪の大空小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画です。映画の中心人物となって描かれる校長 木村泰子先生の講演会も行われました。
関わる事を恐れないでという事
子どもと大人であっても、大人同士、子ども同士であっても関わる事を恐れずに真正面から関わり合う中で当たり前のように失敗し、やり直し、関係を深めてそれぞれが成長していく姿に心を打たれました。
映画の中で木村先生は「大空小学校はみんなが安心していられる学校です。」そんな言葉を繰り返します。安心と言っても日々問題は起こり、その解決の為に奔走する先生や子ども達の姿が描かれます。そんな姿を見て、安心とは何も問題が起こらない事ではなく安心して失敗も修復も経験しながら成長していく事。その経験を通して相手を信じる事ができる事なのだなと感じました。
居場所の無い子どもたち
不登校や引きこもり、学校に行かない選択。居場所のない子ども達が増えています。そんな話が講演会の中で触れられました。様々な選択ができる様になってきている現代、学校へ行く事を選ばなくてもそれを問題視するのではなくそれぞれの選択ができる様になって欲しいと思います。自分に合った方法を見つけていけば良いと思います。その一方で居場所がない これは解決していかなければならない問題だと思います。
居場所は何が奪っているのでしょう。問題が起こる事を受け入れない社会と自分の抱える問題を丸ごと抱えて相手を信じて飛び込んでいく勇気を持てない事。この二つが今の私が持っている答えです。居場所は他人と自分の間に作るもの。他人に受け入れられるという体験を沢山して欲しいと思います。
個性ある人と人が集まれば、何かトラブルはきっと起こるでしょう。子供に関わる大人達がその事を当たり前に受け入れる事ができる事。トラブルを通して自分を知り、相手を知り少し受け入れ合って理解し合って成長していく事を必要な体験として見守る事が必要です。
「大人が子どもを捌いてもケンカした2人を繋ぐことは出来ないけれど、子供自身に自分で考させて行動させたら2人は肩を組んで仲直りしている。」講演会でのそんな話が印象的でした。喧嘩してもまたわかり合えた。その時の悔しい気持ち辛い気持ちに寄り添ってくれた人がいた。という体験が相手を信じて飛び込んでいく為の何よりもの自信になると思うのです。
失敗も成功も人生の物語
教師であっても、生徒であっても、校長先生であっても、みんながそれぞれの人生の中で成長の過程にいる。失敗しながらやり直して成長していく。その姿は一歩引いて映画という形で見てみると、ちゃんと人生の物語になっている。それは私達の日常も同じなのだなと思います。失敗も成功も挫折も乗り越える事も全て人生というドラマの1部です。うまく行かなくてトラブル続きの時、辛くて文句を言いながらも「ああ、なんてドラマチックな人生!!」そう呟いてみたら少し気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
内心の自由と行動の自由
映画と講演会を通して感じたことは語り尽くせないのですが、特に心に残ったのが「内心の自由」と「行動の自由」のお話でした。差別は良くないと分かっていても人の心の中に実際はあると認めた上で、でもそれを行動に移すのは排除であるからしてはいけない。嫌だな、嫌いだな、むかつくなと思うのは誰の心にもあるけれど、それを相手に言ったり行動にするのは、相手を傷つける事だからしてはいけない事という話でした。
子どもの気持ちに寄り添う時それが好ましくない考えの場合、大人はそんな風に考えてはいけないと時に、本当の気持ちに蓋をさせてしまう事があるかもしれません。でも内心の自由は認めてあげていいのだと思いました。一緒に腹を立てて共感したって良いんじゃないかなと思います。そうして感情を発散してスッキリした後には「でも相手はどうしてそんなことしたんだろう。」そう思えるんじゃないかなと思います。
感情の裏側には理由がある。だからその感情と理由に寄り添ってあげれば、子ども達はどうしたら良かったか自分で見つけられるのだと思います。自分の内心に寄り添ってもらえたら、その子は相手にも自分と同じ様に何か感情と理由があったことに気づき、自分がしてもらったのと同じ様にそこに少し寄り添おうと思えるかもしれません。
失敗していい。でも投げ出さないで欲しい
11月の小学生クラスでは動物がテーマの自由制作です。「自分で考え行動」を心がけてサポートしていきたいなと思っています。と言ってもそれぞれの興味や得意がどんな方向に向かっていくのか楽しみにしています。失敗も試行錯誤もたくさん経験して欲しいなと思っています。作り方や材料、表現方法は自由の課題です。時間だけは制約を設ける予定です。時間一杯最後まで自分の制作に向き合うことが1番の目標です。みんなの「やりたい」がどんな形になるか一緒に楽しもうと思っています。

11月の予定
うみ・なみクラステーマ「動物」
月曜クラス 7・14・21
火曜クラス 8・15・22
水曜クラス 9・16・23
12月の予定
月(にじ,ふね)5・12・19
火(くも,うみ)7・13・20
水(なみ)8・14・21





