《幸せを感じる心》5月のアトリエ計画

お知らせ

 こんにちは、ゴールデンウィークは新学期の疲れを癒すお休みとなったでしょうか。私自身は個展に旅行にと予定を詰め込んでしまったので忙しい休みとなってしまいましたが、気持ちの上では沢山元気を充電できたように思います。お休みが明けてやっと通常通りの日常が戻ったような気分です。皆さんも通常のペースを取り戻しながら元気に過ごせたらと思っています。

 4月から小学生クラスでは『地球環境世界児童画コンテスト』の応募作品に取り組んでいます。いつもなら段階を追った説明を重ねながらゆっくりと簡単な制作を楽しみながら完成させていく流れで取り組むのですが、今回は自由画の要素が高く、いきなり応募作品となってしまった為、新しく入会したお子さんの中に不安を感じてしまっている方もいるかも知れません、5月の制作を終えたらじっくりゆっくりペースのアトリエに戻りますので安心してください。また4月のアイデアが固める作業は少し緊張したかと思いますが、5月は3回分じっくり制作していく事になりますので、その中でゆっくり制作のサポートをしていきます。不安な事があったらどんな事でも聞いて大丈夫です。

絵画展のテーマを深める時間

 今回のテーマは『人と自然の幸せな時間』です。4月の間はみんなで意見を出し合ったり、いわむらかずおさんの絵本「14匹のねずみシリーズ」を読んだりしてイメージを深めていきました。自然ってなんだろう。自然の反対は何だろう。幸せを感じる時ってどんな時だろう。そんな質問を投げかけながら話す中で子ども達から「幸せ」について色々な答えが返ってくるのがとても面白く、1人1人の考えや好きなことが見えてきました。

楽しい気持ちと幸せな気持ちは違うの?

 後で考えてみると「幸せを感じる時ってどんな時だろう。」という問いは中々深い問いだなあと、暫く自分の中でも反芻していました。子ども達の答えの中には「楽しい時」「幸せを感じる時」と2つの感情が混ざり合っていました。その一つ一つを選り分けながら「幸せ」について考えてみると、[楽しい]という気持ちの多くは、遊園地に行ったとか、何かプレゼントをもらった。とかゲームをしている時。とか外からやってくる出来事によって心が沸き立つ感情であることが多いようです。しかし[幸せを感じる]というのは、何か内側から湧き起こってくる感情のような気がします。幸せを感じるとは、嬉しい事や楽しいことがあった時、その出来事そのものというよりもその事を経験出来る喜びであったり、誰かと共有できる嬉しさから起こる感謝のような気持ちなのかなと思います。新しい何かが次々とやって来て楽しませてくれる賑やかな事というよりも、今すでにある事のかけがえの無さに気付く時、人は幸せを感じるのかもしれませんね。

 この事を考えている時、何年も前のことですが清水国明さんがオープンされたアウトドア施設、森と泉の楽園についてのインタビューで「子ども達は、ここに来ると初めはつまらない、暇だ。と言って数日過ごしますが、暇を味わい尽くすとそのうち自分から何かを探しはじめ面白いことを見つけて来るんです。いい顔をして帰っていきますよ。」そんな話をラジオでお話しされていたのを思い出しました。そこには向こうからやって来る楽しませてくれることを待っているだけでは味わえない十足した体験があるのだろうなと思います。幸せとは心身が解放されて心の原点に立ち返った時に感じる感情なのかもしれません。

コンテストに応募する一番大きな意味

 コンテストに応募するとなると肩に力が入るものですが、大切なのは与えられたテーマをどの様に自分のものにして楽しむかだと思います。用意されるテーマは自分の興味とは違ったものであることが多いですが、それが視野を広げてくれる事もあります。以前応募した「ミツバチの一枚画コンクール」は子ども達とミツバチについて調べながら驚くことが沢山ありました。その感動を絵にしてみることは楽しい経験であった様に思います。今回の地球環境児童画展では幸せについて、今ある守っていきたい自然について思い巡らせることができたらそれだけでも意味のある制作体験になるのではないかと思っています。

5月の予定

月曜クラス 8・15・22
火曜クラス 9・16・23 
水曜クラス 10・17・24
 

6月の予定 

月曜クラス(ふね)5・12・19

火曜クラス(くも,うみ)6・13・20

水曜クラス(もり、なみ)7・14・21