皆さんこんにちは。進学、進級おめでとうございます。外は桜の季節も過ぎて新緑の色と香りに満ちています。アトリエでも4月から新しく、もりクラスが増えクラスごとにも新しいテーマに入っていきます。今月は小学生クラスでは地球環境児童画展の制作に入ります。今年のテーマは『ひとと自然の幸せな時間』です。今週はこのテーマについて話し合う時間も取りながらゆっくりと制作に入っていく予定です。ご家庭でも環境や自然について、話題にしていただく機会を持っていただけたら嬉しいなと思います。油絵船クラスでは初めての鉛筆デッサンと自画像制作の続きに取組み、5月から新たなテーマに入っていきます。幼児くもクラスでは色遊びとフィンガーペインティングを予定しています。指先の感覚や視覚的な色彩感覚を味わう体験になればと思います。
先月は、小学生クラスで2月から取り組んでいたチョコレートデザインの制作が完成して随時持ち帰っています。粘土でのチョコレート制作に始まり、色付けではアクリル絵の具を使ってミルクチョコレートやダークチョコレートなど様々なチョコレート色を自分で作り、アクリル絵の具のとろっとした質感を利用して色付けをしました。最後にはプレゼントとして贈る事を考えて外箱作りやそのデザインを考えて箱の色付けををしてラッピングをして持ち帰りです!1つのテーマも中で本当にたくさんの学びがありました。ここに書ききれない独自のアイデアで制作された作品もたくさん生まれました。最後の鑑賞会では[デザイン]や[誰かに贈る]ということに焦点を当てて話し合いました。自己表現のための作品もあるけれど、受け取る側の視点を考えることで気付く事や生まれるアイデアも何かを作る時の大切なエッセンスであったように思います。
慣れるということ
さて、3月からマスクの着用が個人の判断となりました。このアトリエでも咳が出ていたりしない限りは自由です。マスクをっとって表情を見せ合えることはとても嬉しいなと思っています。しかし3年間もつけ続けてきたマスクを取る事に抵抗があるという人の気持ちにも共感します。マスクをしない生活を長く続けてきた大人たちに比べて、10代の思春期の子どもたちや、生まれた時から外ではみんながマスクをつけている事が当たり前だった子どもたちにとってその変化は大きく、急激すぎるのかなと思います。
3年前は「毎日マスクをつけ続けるなんて到底無理。」私はそんな風に思っていました。不思議なもので嫌だと思っていた事にも人は徐々に慣れていき、私にとってもマスクの着用はいつの間にか当たり前になりました。マスクなし生活にも徐々にゆっくりと慣れていけばいいのかなと思っています。
おかしい。嫌だ。と思っていた事にも人はいつの間にか慣れてしまいます。でも元々抱いた感情は押し込めずにちゃんと表現しておいた方がいい。押し込めた不安や不満は消えてなくなるわけでは無いから、もしも何かを変えることができなくても誰かにその気落ちや感情を受け止めて貰える事が大切なことだと思います。
この春に新しい学校でスタートを切った子どもたちと保護者の皆さんも変化に慣れて、生活のサイクルが馴染んでくるまではきっと怒濤の毎日なのではないかと思います。全てが新しい情報として入って来るのですからそれを消化する時間も必要でしょう。放課後に始まるアトリエですから、もしも疲れていたら無理をしなくて大丈夫です。慣れるまでは不安で大変なこともあると思いますがゆっくりで大丈夫です。
慣れていないから見えることもある
慣れていないと大変なことも多い一方で、慣れてしまうと無意識に通り過ぎてしまう沢山の事に気付く事ができるのもこの時期です。慣れるということは、言い換えれば沢山のことを素通りできる様になるという事でもあります。今しか見えない沢山のことをきっといつか懐かしい思いで振り返る時がくるかもしれません。マスク着用の生活が始まった頃、おしゃれなマスクや機能的なマスクが沢山出てきたように、今までと違うことを自分の受け入れられる形で楽しめたらいいなと思います。沢山の新しい事に出会う毎日で子どもたちには、その新しい沢山の情報を消化する時間が必要です。それがお家の人に沢山お話しする事の子もいれば、静かな時間を過ごす事である子もいたり、好きな事をしたり、思う存分ゴロゴロ過ごす事で消化していく子もいるでしょう。新しい変化の中で心地いい休息の時間を大切にゆっくりとスタートしていけたらいいなと思います。
4月の予定
月曜クラス 10・17・24
火曜クラス 11・18・25
水曜クラス 12・19・26
5月の予定
月曜クラス(ふね)8・15・22
火曜クラス(くも,うみ)9・16・23
水曜クラス(もり、なみ)10・17・24


