7月のアトリエ計画

 こんにちは、世界児童画展の作品が仕上がってきています。それぞれ納得のいくまで手を入れた力作になっています。完成後1度お家へ持ち帰るようにしていますので、お子さんと一緒に見ていただく機会を持っていただければと思います。その際に、裏面の応募票に住所の記入をお願い致します。その他の記入はアトリエの方で致します。作品の応募票に50文字程度で作品に込めた思いを書く欄があり、それぞれ頭を悩ませながらも文章を考えてくれています。出来上がった文を読ませてもらうと、作品に込めた思いや願いが真っ直ぐに伝わってきて胸を打たれました。50文字というと案外短い文字制限ですが、どの文章も子どもたちの理想や願いが伝わるものでした。いろいろなことを思って描いていたんだなと改めて感じることができ、とても嬉しく感じました。

 くもクラスの子ども達は、小さなキャンバスに春の野原と好きなものを描きました。3週間かけて絵の具が乾燥した上に描き重ねていきましたが、子ども達は前の週の絵を塗り替える勢いで楽しそうに描いてくれました。大人の感覚では完成像を見据えての制作意識があるため、前回の下絵が消えてしまうともったいないと思ったり、今の状態でもいい感じなのに重ねて失敗したりしたらどうしようと心配になってしまう事もありますが、くもクラスのみんなの今を楽しむ気持ち全開で描く姿に、子ども達にとって描く事の根源的な理由は過程を楽しむ事であり、大切な事は結果でなく体験そのものの価値なんだなあと改めて感じながら、清々しい気持ちで一緒に楽しませてもらいました。そんな楽しい気持ちで描いた絵は、完成作品も見る人を笑顔に出来る素敵なものになりましたね。

 過程を楽しむための工夫。楽しく絵を描くために

 アトリエでの制作で気をつけている事に、完成までの道のりを敢えて曖昧にしておく。という事があります。子ども達は次は何するの?今日は何するの?とアトリエに入って来ると同時によく尋ねてくれます。子ども達が楽しみにアトリエに来てくれている事を感じる嬉しい瞬間ですが、ちゃんと説明するから待っていてねと声かけしています。制作の内容によっては見通しをつけるために完成までの説明をする事もありますが、たいていは1つ1つ今日する事、今する事に焦点を当てて説明します。そうする事で、初めに持った完成のイメージから表現の幅を狭めてしまったり、難しそうだなと躊躇する気持ちを抱く事なく、目の前にある制作を楽しむ事、自分の得意なパターンの中に小さく納まる事なく、様々な挑戦をしたり、失敗をしたり、新しい発見から発想を得たりしやすくなるのではないかと考えています。7月はクレヨンの色混ぜや絵の具と重ねる体験をしながら、色の感性を育てていく制作を考えています。クレヨンの巻紙を外して折って使う事もありますが、ご理解いただければと思います。楽しみにしていて下さい。

7月のテーマ「色のパズル」クレヨン         

 月曜クラス 6・13・20日

 火曜クラス 7・14・21日 

 水曜クラス 8・15・22日

 

の予定 

夏アトリエ(なみ,くも,うみ)3,4,5/(ふね)検討中 

      

9月の予定 

月曜日(にじ,ふね)8/31,7,14

火曜日(くも,うみ)1,8,15

水曜日(なみ)2,9,16