朝の散歩の時に香っていた白梅の香りが、沈丁花の香りに変わっていることに気がついて、3月になったことを実感しています。進級進学まであと1ヶ月ですね。出会いと別れの3月、このアトリエsolaでもクラスが変わったり、進学などを機に卒業するお子さん方がいます。3月最後の日には何かお家に飾れる記念になる様な制作ができればと考えています。このアトリエを卒業するお子さんの新しい毎日に幸多き事を願っています。4月からのアトリエでは5月の地球環境児童画展へ向けた制作と、12月頃には数年前に行った影絵会がまたできたらいいなと思っています。秋から長い時間かけて、工作・造形に取り組んできましたから、春からは絵の具や鉛筆のイロとよく見て形を掴む学びを用意して待っています。良い一年にしましょう。
美術教室で育つ力
節目の3月を迎えて、巣立っていく生徒さんや日々制作に取り組む子ども達の成長に改めて目を向けてみて、このアトリエで育てる事ができた事はなんだろう。これからも一番大切にしたい事はなんだろうと考えていました。私にとってそれは「自分の表現を好きになること。」です。
テクニックよりも大切なこと
アトリエに通う子ども達は今現在、創ることや描く事に興味を持ってくれていると思います。しかし将来の道はそれぞれであるし、その興味の方向も様々です。上手く描けたり、上手く造れたらもちろん嬉しいけれど それよりも先に自分自身から生まれる表現を好きになって、その中にある自分らしさを好きでいる事ができたら、その自分自身を受け入れる気持ちはどんな道に進んで行ってもきっと宝物になるのではないかなと思うのです。
それは、制作する中でどうしてもこだわりたい事、どうしても気になるところ、なぜだかいつもこうなるなぁ。なんか自分の絵みんなと違うんだよなぁ。というところに隠れているように思います。そんな〈なぜだか自分が出てしまうところ〉に自信を持って大切に育てていって欲しいなと思っています。それは早く上手くなる事や誰かに認められる絵が描ける事、受賞や合格の為に技術を磨くよりもずうっと、深くて長くて面白い道なのではないかと思うのです。
必要な技術は身につけつつ、自分の表現を好きになること、自分らしさを好きになる事を大切にしていこうと思っています。
自由な制作の中で見えてきたこと
昨年末からの自由制作に始まり、今回の「チョコレートデザイン」も素材や作り方など基本的な事は伝えながらも、自由度の高い制作をしてきました。完成度の点でみると少し物足りなさはあるものの、やりたいことをやり尽くした満足度の高い制作体験となりました。その中で生まれた疑問や改善点、新たな発想を春からの制作のヒントに、ある程度の制約を作る事で達成できる目標があることも大切に4月からのスタートを切ろうと思っています。4月からも思い切り制作していきましょう。
3月の予定
「チョコレートデザイン」「年度末制作」
月曜クラス 6・13・27
火曜クラス 7・14・28
水曜クラス 8・15・29
4月の予定
月(ふね)10・17・24
火(くも,うみ)11・18・25
水(もり、なみ)12・19・26


