12月のアトリエ計画  

こんにちは、今年もあと残すところ1ヶ月となりました。小学生うみ・なみクラスでは影絵劇の発表に向けて制作しています。うみ・なみクラスは12月の最終日19・20鹿嶋中央公民館で小さな影絵発表会を行います。時間はいつも通りで場所だけ変えての発表になります。保護者の方や他のクラスの方も観覧可能ですのでご都合の合う方は是非見にきてください。 くも・もり・ふねクラスはいつものアトリエで行いますが来年度小学生クラスに上がる方は雰囲気など見ていただく事ができると思います。出入り自由ですので気軽にご参加いただけましたら幸いです。

うみ・なみクラス 影絵発表会

・うみクラス19() 集合1645分 影絵劇 1715分~1815

          「フレデリック」「とんすけくんはももたろう」

・なみクラス20() 集合1700分 影絵劇 1730分~1830

          「チコときんいろのつばさ」「ゆきがふる」

・場所 鹿嶋中央公民館(旧まちづくり市民センター)

✴︎観覧出入り 自由 駐車場は公民館裏の駐車場をご利用ください。

 影絵制作ではカーターナイフを使いますが、小学校低学年の子たちにとっては少し難しい挑戦になりますので私も手を貸しています。紙を抑えてナイフに力を入れてうまく動かすには手先の器用さだけではなく、体幹の力が必要です。体の発達観点から見て体幹の力が育ってくる前の年齢の子に難しい事をできるようにするよりも腕の動きを大きく使う鋏やセロハンの貼り付け、絵の構想力を存分に伸ばす事を重視してあげたいと思っています。

 頼まれた切り抜きをどんどんこなしていく私を見ていた一人の子がこんな事を言いました。「先生上手だね。大学で影絵の教え方習ったの?」「先生は学校で絵の教え方習ったの?」進学や進級が意識されるこの時期の子どもたちからの素直な質問でした。日本の美大は何も教えてくれない。こんな言葉を何度か聞いた事があります。私は美大の映像演劇学科というところで映画制作を学んだあと、もう一度美大に入って油絵学科で絵画表現について学んできましたが教職課程を取っていても教え方を教示された事は実際ありません。そして映画の作り方、カメラの使い方、絵の描き方も沢山の理論や作品には触れましたがやり方を教わった事はありません。「沢山勉強したことを元に、自分で今のみんなに1番いい方法を今でも調べたり考えたり試したりして教えているんだよ。」「へえ。そうだったんだあ。」そんな会話を周りの子たちも顔を上げて聞いているのがわかりました。

 日本の美大は確かに方法やテクニックは教えてはくれませんでした。しかし自分で考え生み出したり、伝えるために必要なことを教えてくれたと思っています。それは最も大切な根幹の部分を育てる事でした。大学で作品講評会の帰りに友人何人かとご飯を食べた日の事を思い出しました。みんな思ったほど評価されずに少し気落ちしていました。教授達の言う事は間違っていないけれど、それは20年は前の表現の価値観であって、私たちはさらにこの先10年を見越して表現をしていく必要がある。だから教授の提案は受け止める必要はあるけど今の自分の方向性を否定して求められる通りにしたからってきっと違うよね。これからの自分の表現に正直にやっていけばいいよね。そんな事をいって愚痴をこぼし慰め合いました。

 この時の感覚は負け惜しみだけでなく、多分当たっているのです。だから私が子どもたちに教える時も前の時代の古い価値観で提案する事は仕方ないにしても、それを基準に良し悪しを決める事は新しい可能性を潰してしまいかねない事だと思っています。といっても人は自分の価値観に従って正しいと思う事をやっていくしかないのですが、だからこそ子どもたちと共に今を見据える事が大切だなと思っています。しっかり観る事が必要です。

 来年もアトリエsolaのメンバーと共に必要なこと、面白いこと、やってみたいこと。時々わたしの価値観に基づくこともその都度考えながら歩んでいこうと思います。よろしくお願い致します。

12月の予定

 月曜クラス 4・11・18

 火曜クラス 5・12・19

 水曜クラス 6・13・20 

✴︎12月23日(土)単発アトリエかぜ 「トランスパレントの窓飾り・干支のアクリル画」

1月の予定 

月曜クラス8・15・22

火曜クラス9・16・23

水曜クラス10・17・24