寒い毎日が続いていますね。年内最後の月となりました。本年の活動を振り返ってみると、
・油絵ふねクラスでは、静物画の学びからクレヨンでの木の混色表現へ、抽象画の学びを通してマチエルやパレットナイフの表現を学び、現在油絵での自分なりの木のある風景を描いています。
・小学生うみ、なみクラスではクレヨンでの混色表現を深く学んだ後、夏アトリエを超え、木工での造形表現を終えて、現在は動物をテーマとした自由表現に取り組んでいます。
・幼児くもクラスでは水彩の色彩遊びと切り紙の構成遊びを繰り返しながら、現在は積み木や染め物など生活の中で使える手仕事制作を通して磨いたり絞ったり、手の力を育んでいます。
《大きな流れの中に身を置く》
1年の大きな流れの中で春から冬へ向けて、色彩の学びから形の学びへ、光や立体の学びへの流れを意識してカリキュラムを考えています。例外もあるのですが四季の流れを意識して大きなリズムを作り出せるように意識しています。冬を迎えて自然の色彩が変化していく事を実感すると、私たちが大きなリズムの中に生きている事を改めて感じます。シュタイナーの学びの中ではこのリズムをとても大切にしていると思う事が沢山あるのですが、冬のクリスマス制作の試作を作る中で、ストロースター(藁で作る星)の制作手引きの中にこんな言葉を見つけました。「規則を守ることは美しいこと。」規則を守ると聞くと堅苦しくて窮屈なイメージもあるのですが、自然界の中の花弁の数やリンゴの五角形、互い違いに並んだ樹木の葉の並び。生き物の鼓動。さまざまな所に自然の規則性のある美しさが存在している事に気づきます。本来は規則性のあるリズムに身を置くことは心地いことなのでしょう。
《歪みはバランスを取る行為》
そしてクローバーの葉に四つ葉が生まれたり、心臓の鼓動に歪みが生まれるたり、閏日や月蝕日食があるように、時に規則性の歪みを解消するための運動があるのも面白いところです。台風が起こって海の水をかき混ぜ澱みを一掃したり、四季のお祝いのお祭り事を楽しんだり、時にいつもと違うリズムを体験しながらバランスを取っていく、それが自然の中で生きるリズムなのだなあと思います。流れに乗って上手く事が進んでいく事も、上手く行かずに停滞した様に思える事も、バランスを取るための必要な調整なのかもしれません。
現在小学生クラスで取り組んでいる自由制作は、いつもと違う流れで、このひずみの部分の様なものの様な気がしています。自分で決めて進んでゆく新しい流れに乗って、勢いよくやりたかったことを実現させたり、少し立ち止まって迷いながらやりたい事をじっくり考える時間にしたり。取り組み方は様々です。しかしそれが、1人1人のバランスをとるための必要な制作になっている様に思います。年内に完成が目標でしたが、場合によっては少し延長するグループも出てきそうですが、進度を相談しながら納得のいく所を完成としていきたいと思っています。1月はこのリズムを取り戻すための期間として進度によってテーマを用意する予定です。風や光をテーマとした制作を用意しようと思っています。
本年も最後の月となりましたが、いつもアトリエsolaの活動にご理解ご協力をいただきありがとうございます。来年もまたよろしくお願い致します。12月24日にクリスマスワークショップを予定しています。ご参加希望の方はぜひお声掛けください。
12月の予定
月曜クラス 5・12・19
火曜クラス 7・13・20
水曜クラス 8・14・21
1月の予定
月(にじ,ふね)9・16・23
火(くも,うみ)10・17・24
水(なみ)11・18・25


