《子どもの表現力を伸ばすには》12月・1月のアトリエ計画

お知らせ

12月・1月のアトリエ計画

こんにちは。12月のアトリエは4回・1月のアトリエは2回となっています。予定は以前お伝えした通りですが、お間違えのない様に下部の予定欄のご確認をよろしくお願い致します。
2020年も最後の月となりました。先月のアトリエでは2つ目となる大きなタイル制作をしました。プレートが大きくなった分、目地入れなど難しい所もあったのですが子どもたちは意欲的に取り組んでいました。くもクラスのちいさな子達も、ふねクラスの中学生以上の子達もタイル制作を体験しましたが、それぞれ楽しみながら様々な色と形の組み合わせを生み出していました。似たものは1つも無く、年齢が上がるほど時間を掛けて組み合わせを考える姿が印象的でした。最後に木製部分と目地部分にロウを塗って磨いて仕上げます。まだ持ち帰っていないクラスも今月中には持ち帰りますのでお楽しみに。12月の制作はクリスマスカード作りを予定しています。今年はコロナ禍で影絵発表会は難しいですが、ちょっと変わった版画を利用した面白い制作を準備しています。

《子どもの表現力を伸ばすには》


美術表現における表現力とはなんでしょうか。それは上手い下手ではなく、その人のものの見方や捉え方を伝える能力だと思います。そのためにはテクニックではなく感動体験が必要です。心が動く体験はそのままその人自身の見方捉え方となるのだと思います。
11月のアトリエではタイル制作と並行して、秋をテーマとした自由画と秋の草花の水彩画に取り組んでいました。描くモチーフは私が朝の散歩で摘んできたセイタカアワダチソウやイヌタデ、エノコログサや紅葉した楓の葉でした。寒さで色を美しく変えた秋の野草は魅力的なモチーフです。描き方の指導は特にしませんでしたが、代わりにこども達によーく見る様に話して、3〜5分見るだけの時間をとりました。初めは「まだぁ?」と言っていた子も、繰り返して慣れてくる頃には野草を手の中で回しながらよく見ることができる様になってきました。そうして描かれた水彩画は、イヌタデの一粒一粒の色の変化やセイタカアワダチソウの穂先の2ミリほどのタンポポのような花、葉の複雑な重なり方等。よく見ることで発見した生き生きとした驚きが表現されていました。感動体験というと、何か特別なことをしなければと思うかもしれませんが、よく見ることで発見した驚きも1つの大きな感動体験ではないかと思います。小さな草花でも、実際によく見て描く体験はこども達におどろきや発見を与えてくれたように思います。上手に描けなくたっていいのです。何かを見つけて心を動かして描いてみる事が表現力を育てる土台となっていくのです。その後に描いた、秋をテーマとした自由画にはそれぞれ秋の植物が登場し、夕焼けや雲の色が美しい充実した制作になったように思います。

幼児くもクラスのこども達はフィンガーペインティングで色と形を感じながら大きく体を使って描きました。

《1年を振り返って》

今年は何と言っても新型コロナウィルスの翻弄された年となりました。しかし春には地球環境世界児童画展への挑戦。(児童画展の審査はコロナ禍で来年7月に行われる予定だそうです。)お家アトリエキット。また全クラスを通してクレヨンの混色を深く学んだり、タイルによる構成の学び等充実した年となったように思います。来年春にはまた何か公募に応募できればと思っています。またLineグループを作ったことで保護者の方々と連絡が取りやすくなり、お休み中もお家での制作など知ることができとても嬉しかったです。来年も新しい挑戦をしていこうと思っています。本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

12月のテーマ

「カード作り」スチレン版画
月曜クラス 30・7・14・21日
火曜クラス 1・8・15・22日
水曜クラス 2・9・16・23日

1月の予定

月曜日(にじ,ふね)18・25日

火曜日(くも,うみ)19・26日

水曜日(なみ)20・27日