[ゆめパの時間上映会感想 立ち止まる場所が必要だ]7・8月のアトリエ計画                         

 真夏を感じる暑さの6月末でしたが皆さんお元気ですか。教室に飲み物はご自由にお持ちください。

今月末はスケッチブックを一旦お家へ持ち帰ります。学校からの持ち帰り品も多い中ご家庭での管理は大変かと思いますが、5月の応募作品のコピーや最近の制作に1度ご家庭で目を通して本人の制作を認めるお声がけをお願い致します。少し前の作品もありますので、いい時もそうでない時も成長の過程として認めて「頑張ってるね、たくさん描いたね。」と励まして頂けたらと思います。ご家庭に飾りたい作品がありましたらスケッチブックから切り離して頂いても構いません。

 スケッチブックは8・9月の間に教室に持ってきて下さい。新しいものを購入する必要がある方はお子さんを通してお伝え頂けましたら幸いです。

 先日6月22日に鹿嶋市のくるりん森で「ゆめパのじかん」上映会があり、私はキッズスペースの見守りとして参加させて頂きました。ゆめパとは川崎市にあるプレイパークのゆめパークの事で映画はそこに集まる子ども達の成長と葛藤を追った内容です。映画の内容も素敵なのですが夢パーク前所長の西野博之さんの講演、懇親会でのお話とそこに集まる大人達の熱気から沢山のものを受け取ったように思います。その事についての長い文章は最近更新が滞っていたHP(indigonia.blue)に今月中に載せる予定です。ここでは少し内容をまとめて、書かせて頂こうと思います。

「プレイパークが求められる理由」

鹿嶋にプレイパークを。という流れが今市内で少しずつ動き出しています。今までの私はプレイパークは子ども達が自由に遊べる場所といった表層の認識しか持っていませんでした。

 しかし映画と講演会を通してプレイパークは現代の教育や社会をより良い方向に変えていく為の鍵となる場所なのかもしれないと感じました。プレイパークには色んな子どもが集まってきます。その中には学校に行かない選択をしてパーク内のフリースクールに集まってくる子ども達もいます。様々な人と出会い考え悩みながら自分の人生をどう生きていったらいいのか立ち止まって考える事ができる場所でもあるのです。

 今の教育や社会の中でうまくいかない人たちに目を向けて、教育が社会が変わっていく必要があると声をあげる人はいても実際にはどう変えていけばいいのでしょうか。

ゆとりから学力へ、自由から規律へ積み上げては壊してやり直すような教育改革が現場から離れた場所で決定されていくけれどそれは解決にはつながらないし、改革が行われても現場の人々の意識が急に変わるわけではありません。だからなかなか現状は変わらない。それぞれが自分事として自分の頭で考えるしかないのです。

ゆめパのように子ども達の生きる力をとにかく信じて、大人も子供も正直に向き合っている場を目の当たりにしたら、おとなは自分の頭でこれからどうしていったらいいのか考え始めるでしょう。きれいな円を描いていたものが崩れ始めた時、歪みが出た時にその場所をよく見て考えなければならないのです。そぜならそれは全体の問題なのだから。

 ゆめパに視察に来た川崎の市長や教育関係者の方々が目が醒めたように行動してくれたという例をお聞きしながらそんなことを思いました。

「子育ても教育も考え続ける事が正解かもしれない」

子育てにも同じ事が言えます。自分自身の子育ての時代は「怒らないで認める自由な育児」が新しい流れとして取り沙汰されていました。なぜなら私たち親の世代が規律の時代だったからです。いま育児雑誌を手に取ると学力や能力を伸ばす。そんな言葉を多く目にします。締めたり緩めたりメディアは極端な物言いで注目を集めようとしますが、結局はバランスだという事に気づきましょう。

 小児科医の毛利子来先生が「お母さんは怒ってはいけませんか?」という質問に「大人だって人間、頭に来たら人は怒るということを教えていいんじゃないですか。」と答えていたのが心にずっと残っています。

大人を見て子どもは学ぶのですから、感情をずっと我慢しているお母さんをいつも見ていたら、子どもは何を学ぶでしょうか。自分の感情を無視して我慢することを身につけてしまうかもしれません。大人も子どもも自分の気持ちに正直に時に癇癪を起こしたり怒りすぎたり悔しがったり仲直りしたりして、でもそのままでokというのではなくて、失敗を受け入れて、さて次はどうしようかねと自分の頭で考えて進んでいけばいいし、その姿を見せればいいのだと思います。転んでも何度で も起き上がる背中を見せればいいのです。失敗することを恐れない、そのチャンスを奪わない回避しない。それが案外成長の近道だったりするのかもしれません。 

8月は普段の教室はお休み。任意参加の夏アトリエとなります。別紙をご確認ください。

9月の予定 月曜クラス6/30714 /火曜クラス1・8・15 / 水曜クラス2・9・16